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2015年9月18日 (金)

Seagate製 Desktop SSHD レビュー

この度、日本シーゲイト株式会社様が実施した「高速! 大容量! 高信頼! 自作PCアップグレードキャンペーン」に当選いたしました。今回は日本シーゲイト株式会社様のご厚意により頂いたDesktop SSHD(2TB) ST2000DX001をレビューしたいと思います。

◎あえてのデータディスク利用
SSDとHDDのハイブリッドディスクは、HDDより高速なリードライトが可能で、なおかつ一定の容量があるシステムディスクとしての利用を想定していると思います。
Sshd1
SSDが普及して低価格化しているとは言え、まだまだ1Tを超える大容量のSSDは高価格です。そこで多くの自作ユーザーは128G~256G程度の容量のSSDを起動ドライブとしてデータディスクを別ドライブの大容量のHDDにするなどの工夫をしていると思います。(かく言う私も、この使い方です・・)

確かに、起動ドライブをSSDにすると、OSの起動は速くなりますが、実際のPCの体感速度はあまり早さを感じません。
特に、利用頻度の多いデータがHDDにある場合は顕著です。そこで、利用頻度の多いデータドラブをSSHDにすることでOSドライブとの速度差が無くなり、データを読み込んだときのもたつき感がなくなります。
◎実際に使用してみて
今回SSHDを利用するマザーボードはASUSのRAMPAGE Ⅴ Extremeですが、このマザーにはIntelのチップセットが乗っておりインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー (IRST)の スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)が使えます。簡単言うとSSHDの機能をソフトウェア的にやってしまおうと言うものです。なのでわざわざSSHDを買わず、小容量のSSDを買うか余り物を使うなどして安く済ませることが出来るのでは?と思ったのですが、結果は下記の通り、SRT(SSDのキャッシュ)が全く機能していないのと思えるほどの速度差でした。たぶんOSがWindows10のInsider PreviewBuild 10532を使っているためドライバーが成熟されていない性もあると思います。

Cdmwd2ssdirst

比較したWestern Digital WD Caviar Black WD1002FAEX 1TB
Windows10でISRT(SSDの一部の容量をHDDのキャッシュとして使う)設定していますが、HDD単体より遅い感じです。



Cdmsg2gsshd2

一方、SEAGATEのST2000DX001では極端に速いというわけでは無いですがHDD単体よりは高速です。




 

SSHDを使って良かったっ点や気に入った点は、SSDのように容量を気にすることが無くデータやプログラムを入れられる点とHDDと全く同じ感覚で扱える(IRSTなどのようにRAID設定への変更などの手間が無い)ことです。お勧めしたい機能や特徴としては、HDDを起動ドライブとしてる人はそのまま入れ替えを行う事でかなりのレスポンス向上が望めます。特にOSの起動が速くなるのはお勧めです。また、Windows10など新しいOSでもハードウェア本体の動作が速いのでドライバーのバージョンアップを待たずに快適に使える点です。
◎ 換装やデーター移行を簡潔に済ませる手順
データドライブであればBackupを取ってから、Windows上でドライブのデータをコピーしてしまえば良いのですが、userデータフォルダの指定やProgramファイル置き場にしてる場合は注意が必要です。

Acro

手順としては旧ドライブ(仮にDドライブ)から新しいドライブ(Eドライブ)にデータをコピー後、コンピュータの管理から「Diskの管理」でDドライブのドライブレターをQなど使っていないものに変更後、EドライブのドライブレターをDに変更して再起動します。
プログラムが利用中でコピーできない場合はバックアップソフトやドライブクローンソフトを使った方が無難です。私はバックアップソフトのAcronis Trueimage2015を使っていて、(最近2016が発売されました)この中のディスクのクローン作成ツールを使いディスクを丸ごとコピーしています。OSを介さず行うので、システムディスク(Cドライブ)の入れ替えにも使えます。

Cros2eu2cp1

後、簡単な方法はハードウェアでコピーを行うセンチュリー 裸族のお立ち台DJクローンプラス などを使います。ソフトもハードも同じような価格で販売されているので一つ持っているとHDDを買い換えるときにとても便利です。

◎ SSHDを導入してPCライフを快適に!
パソコンは快適に使えることが一番です。特にリードライトの遅いHDDを使ってると大容量の動画などはあまり扱いたくないと思いますが、読み書き速度が上がれば動画ファイルをダウンロードしたりビデオ撮影を趣味にして、ライブラリーを増やしたりと生活の充実感も変わります。

Moco

私もあまり使っていなかったデジタルビデオカメラを持ち出してきました!これまで写真だけだったペットの画像をビデオで撮ろうと思っています。次は、TVチューナとビデオキャプチャボードを買おうかな?(^^)v

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コメント

よく当たりますね(^^;
って、私もJR東日本の特割切符当たりましたが・・・・

大容量データの転送には向いていそうですが、高いですね。
システムドライブで使うなら、割り切ってSSDでしょうね。
HDDを2台入れられないケースで、システムドライブとデータドライブが同一の場合などは良さそうな気がします。

SSDを使うかHDDを使うかは各自の環境に依りますねぇ
記憶領域は速度の速いオールフラッシュが理想ですが、コスト見合いで出し入れの多いデータをフラッシュ側にするのが一番効率が良いようです>iDC担当談

コストとバックアップ体制でしょうね。

バックアップはこまめに保存して、ほとんど使わないのが理想ですからHDDですかねぇ
どんどん安くなってるし

5TBも17000円台まで来ましたね。15000円になれば(ばき)>まだ先

まぁ、そのうちに

4TBで一度交換しておかないと不安だな(ばき)

3TでRAID0を(ばき)危ないって

今は3TBでRAID1を2組組んでいます。
2011年に組んだやつがそろそろ危ないのと容量不足なので、冬ボで是非実行したいです。

3T4台をRAID5にすれば9T になりますよ~

RAID5ねぇ。
金かける割には速度も遅くなりますし。

RAID1が2組で良いかと?

ま、CPUの負荷高いですからね
容量は減りますがRAID10と言う手もあります

うちの場合容量が減ったら意味がありません(涙)
いずれにしても、冬ボでやります。

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