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2015年12月11日 (金)

Kingston DDR4メモリReview

AMDが2016年3月にリリースする予定の次世代AM4プラットフォームでは、まだ詳細は分かりませんが、DDR4メモリのサポート噂されており、これが実現すればいよいよメモリもDDR4への移行が加速すると思われます。
そんな中、Kingston Technology様よりDDR4メモリの評価機会を頂きましたのでreviewしたいと思います。Hyperx1

             

今回、ReviewするのはHyperX FURY DDR4シリーズのHX426C15FBK2/16で 周波数:2666MHz CASレイテンシ:CL15 容量:8GB2個組16GBキットです。HyperX FURY DDR4はプラグアンドプレイによる自動オーバークロッキング機能を搭載し、最大2,666MHz動作まで自動でオーバークロックします。また1.2Vの低電圧で動作し、非対称デザインのヒートスプレッダーを装備しており、本体サイズはW133.35×H34.40mm。
HyperX Fury DDR4は、DDR4対応のシステムでのみ利用可能で、現在はHaswell-Eプロセッサーに対応するIntel X99 ExpressチップセットのシステムとSkylakeとして登場した第6世代インテルCoreプロセッサーに対応するIntel Z170 Expressの他、H170 B150 H110 搭載のマザーボード動作します。DDR4メモリはSkylakeの登場で、一気に一般ユーザーが購入できる価格帯にまで値段が落ちています。

Ddr3

Hyperx2

左がDDR3メモリーモジュール、右がDDR4メモリーモジュール。双方に互換性はなく、切り欠きの位置も異なっていることがわかります。 

DDR4メモリは、DDR3メモリのデータ転送速度が上限に達しつつある中で、新しい世代の DDR SDRAM として登場しました。 DDR4メモリは、“バンクグループ”という新たなデータアクセス方式を採用することで、1ピンあたり2Gbps 以上と、DDR3に対して同一クロックで2倍の転送速度を実現しています。また動作電圧が1.2V とDDR3L (低電圧タイプの DDR3) よりも低い消費電力を達成しました。(DDR3は1.5V、DDR3Lは1.35V)こうして、DDR4は、DDR3よりも高速かつ省電力性に優れるメモリーとなりました。

当初のDDR4メモリーは“DDR4-2133”からスタートしました。DDR4-2133搭載のDDR4メモリーモジュールは、“PC4-17000”という規格に準拠したものとなりデータ転送速度は毎秒17GBと、DDR3-1600/PC3-12800の毎秒12.8GBよりも約1.33倍高速になります。なお、第6世代CoreプロセッサーSkylakeはメインメモリーへはデュアルチャンネルでアクセスするため、DDR4-2133を2枚利用した場合のメインメモリー帯域は最大毎秒24GBとなります。

なおKingston Technologyからは、メモリモジュール「HyperX FURY DDR4」シリーズの新ラインナップとして、Intel最新の第6世代Core(開発コードネーム:Skylake)と、最新チップセット「Intel Z170 Express」に最適化した製品が発表されています。

今回レビューのテストPC環境は以下のとおりです。
CPU:Intel Core i7 5960X Extreme Edition
M/B:ASUS RAMPAGE V EXTREME(Intel x99チップセット- DDR4メモリ×8枚(最大64GB)対応
VGA:Gainward nVIDIA GeForce GTX780グラフィックカード
SSD:Kingston  HyperX FURY SSD SHFS37A/240G 容量 240GB
  Samsung M.2 SSD XP941 Series MZHPU512HCGL  容量 512GB
です
MEMORY:
今回レビュー品、HyperX FURY 8GBx2枚組 DDR4-2666(PC4-21300)CL15-17-17-35 HX426C15FBK2/16
比較製品はTEAM製のTED416GM2400C16DC01でDDR4-2400(PC4-19200)CL16-16-16-39 8GBx2枚組
メモリーベンチマークはMaxxMEM2-PreView、総合評価は SiSoftware Sandra Liteを使用
メモリーの評価をグラフにしました。
まず、MaxxMEM2-PreViewですが、画像ではCPU-Zを併記しています。

上がDDR4-2400、下がKingston HX426C15FBK2/16です。
ほぼ同等のスペックのため差は誤差程度かも知れませんが全体的なパフォーマンスはDDR4-2666が高いようです。

ベンチマーク参考画像

Memmaxtea16

Memmaxfx316

 左がDDR4-2400
  右がDDR4-2666


 
次に、Sandra Liteですが、こちらはメモリーの帯域がDDR4-2400が27.533GB/秒、DDR4-2666が31.823GB/秒と大きく差が付いています。

DDR4メモリーは,スペック通りの性能が出ますので,新たに購入する際は出来るだけ高速なメモリを選んだ方がPCが快適になります。

参考画像

Sandrateam16

Sandrafx16 左がDDR4-2400
  右がDDR4-2666

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パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

DDR4メモリ、ついにAMDもサポートしそうですね。
DDR3と比べて実ソフトや体感上の高速感がどうか?気になりますが、省電力というのもあるためやはり新技術が優れていますね。

私がこの技術を享受するのはいつかわかりませんが(ばき)

省電力化が進むのと,DDR4の方が価格も安くなりそうですね
PCの速度に関してはCPUの性能が関係するので一概には言えませんがマザーが対応するならわざわざDDR3を続ける理由は無いでしょう

買えませんが、もし今買い換えるとしたらZ170系を選びます。Z170系はDDR4メモリをサポートしていますから、当然DDR4に買い換えることになるでしょう。

無印のCore i3でもBCLKアンロックでOC可能なようですからZ170系は買いかも知れませんねぇ

買うならCore i7です(ばき)

まぁ、楽しみな性能ですね。
ソフトが64bitに最適化されればもっと物欲が湧くかも?

>買うならCore i7です(ばき)
デフォでしょう(ばき)

32bitソフトの64bit化は労多くして実りがすくないのでやるメーカーが少ないです
デバイス性能が上がってるので、遅い64bitより高速な32bitマシンとして使う方が有益との判断なのでしょうね~

ASRockでしたっけ。あそこも独自の技術でいろいろやってきますが、以前も他のモデルでそういう話が出て、その後Intelがドライバで不可能にしてしまったなんてあったような気がします。

前にも書きましたが、空冷で5GHz行くのならすぐ転びそうですが(ばき)
またその辺が楽しめるロットが出てきませんかね?
やはりエンコードやRAW現像が1割以上早くなるとか、そういう話でも出てこない限り、PCで稼ぎがないので、なかなか更新は検討できません。

子供が生まれて、入院で余計な費用を使ってからは、本当に厳しくなっています。
なので検討は慎重に、そしてやる時はやると思います(ばき)

TMPGEncなどは、はっきり言って今もまだ使っている4の方が6より高速にエンコードできる場面が多いです。
ただ、新しいエンコード方式に対応したりとかはしていますからね。
多分64bitの最適化ができていないのと、もともとあのソフトのエンコーダ部分は画質はいいけど設計がクソだと評判で(ばき)
高いからしっかりやって欲しいですが。

空冷での高クロックは廃熱が安定しないので難しそうですね

良いスペック製品が出たらすぐ買えるよう貯めておいてください(ばき)

>空冷での高クロックは廃熱が安定しないので難しそうですね
 Celeron300Aが空冷で500MHzで動作したとか(ばき)
 PentiumIII 700MHzが空冷で1.1GHz動作は驚愕でした(ばき)
 150%以上の周波数で動いていたんですね。

 まぁ、今はプロセスの微細さが当時とは比較になりませんけどね。

>良いスペック製品が出たらすぐ買えるよう貯めておいてください(ばき)
 10万円ぐらい貯まると不慮の出費が(ばき)

>10万円ぐらい貯まると不慮の出費が(ばき)
じゃ、9万円貯まったら購入(ばき)そういう問題じゃ無い

今1号機を更新するとなると、マザー3万円、CPU47,000円、メモリ2万円で10万円必要ですね。
実際は今のパーツ売り払うので6万円強で買えるみたいですが。

しかし歯の費用と(ばき)
知り合いの結婚式に呼ばれてご祝儀と(ばきどかぐしゃ)

祝儀減らして(゚o゜)\(`´)バキッ
歯の治療は健保だけ(゚o゜)\(`´)バキッ

まぁ、最近Core2 Duoから買い換えた方もいらっしゃったようで(ばき)
でもインターネット、メール、Word、ExcelだけならCore2 Duoでも十分なんですよねぇ。

人間の速度は衰えて行くだけなので(ばき)
とにかくRAW現像、動画エンコード、動画編集が目立って早くなるのならねぇ。
これはハードだけでなくソフトの改善も必要ですが、なかなか思い切った高速化がないですね(ばき)

投資に見合う高速化はもう無理でしょう
安いもので十分ですから

だったら買い換える理由がなくなってしまいます(ばき)

うちの2号機もそんなことで、もう5年も使っています(ばき)
設定が面倒で、Intensity Proのドライバも古いまま(ばき)

これこそPCI Express x1スロットがあるスリムなPCに変えたいぐらいです。
Core i5 650で十分ですが、もっと省電力化したいですが・・・・

仕事用ノートは、次は多分タブレット(メモリ4GB、ストレージ128GB)にすると思います。
職場では外付けディスプレイを使えば(ばき)

壊れてから買う!で良いのでは(ばき)

NASのHDDは買いますけど(ばき)
壊れてからでは遅いです。

まぁ、2号機は壊れてからでしょう(ばき)
1号機は空冷で5GHz行くCPU個体が出てくれば(ばき)

曲がらないCPU買ってください(ばき)

2016年度の新しいCPUを待たないと(ばき)
というか、今後どんどん薄くなるでしょうから。

当たりロットとかあった時代が懐かしいです。
HDDも3TBだけ何故かものすごく安いですね。
3TBでRAID5ってのも考えましたが、遅くなりそうだし(ばき)

raid 5 はコントローラの能力高くないと遅くなります。
オンボードならRAID1で十分でしょう

いや、N4200でRAID5を!と一瞬考えましたが、2台壊れたらアウトだし(ばき)
やはりRAID1+USB HDDが一番でしょうね。

まぁ2台一度に壊れることはまれなので別にバックアップがあればRAID5でも良いかと思います。ただしリビルドはかなり遅くなります

今3TBが8000円なので、3台で24,000円。それにバックアップ用の8TBを1台買って27,000円で51,000円+消費税ですね。
4TBを2台、5TBを2台買ってRAID1*2でも、バックアップ用8TBも1台必要ですね。13,980円*2、17,980円*2、それに27,000円!
あぁ・・・・(ばき)

バックアップ用が8Tですか?・・・私ならメイン8T、バックアップ3TX3にするけどなぁ(ばき)

えっ?まじぃ・・・・
それじゃNASの意味がありません(ばき)

自分でNASとなるPCを作れればその方が高速でしょうけど、ServerOSは高いし、Linuxで構築する能力はないので(ばき)

ルータに接続するUSB HDDは激遅ですし。

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