DDR 分類 3.メモリ 戻る

ダブルデータレート(DDR)モードという高速なデータ転送機能を持ったSDRAM
Pentium4の登場以来CPUの動作クロックが飛躍的に向上し、とりわけメインメモリーに関してはより高速なDirect RDRAMが一時期採用されそうになった。これに対し、それまでメインメモリーの主役であったSDRAMをより高速にという要望が生まれた。しかし、半導体プロセスは急速には進歩しなかった。とりわけSDRAM内部の動作クロックは100MHz程度が限界だったため、「DDR-SDRAM(Double Data Rate SDRAM)」が考え出された。DDR-SDRAMはクロック信号に同期するSDRAMを、1クロックに2度のデータ転送を行うことで速度を倍増したメモリー。コンピュータ内で各回路間の同期を取るためのクロック信号の立ち上がり時と立ち下がり時の両方でデータの読み書きが行なえるようにしたもので通常の倍の転送速度が実現される。Rambus社のDirect RDRAMと、SDRAMに取って代わる標準メモリの座を争った時期があったが、価格的に有利なDDR SDRAMが普及戦争に勝利し、その後多くのPCに搭載された。Intelが推すDirect RDRAMに反発して、チップセット市場のVIA、CPU市場のAMD、そしてIntelとRambusに高いロイヤリティーで頭を押さえられてしまうことを嫌った各メモリメーカー等が、既存のSDRAM技術の延長として規格化したメモリーとも言われている。(現在はIntelもDDR-SDRAMを推進している)


RDRAM 分類 3.メモリ 戻る

Direct Rambus DRAMは、Direct RDRAM、DRDRAM、RIMM (Rambus Inline Momery Module)等と表記され、Rambus社が開発したメモリー。Rambus社自体では製造を行わず、開発した特許などのライセンスを売ることで経営している。メモリモジュールの高速化は、一般的にはデータやアドレスのバス配線を増やして一度の転送量を増やし、サイクルを速めて転送回数を増やすことで実現されるが、これらの配線を増やすと、複数の配線同士でクロックの同期をとるのがが困難になる。RDRAMでは高速化のため配線数を減らし、代わりにクロックを増やすという方法を取った。従来のメインメモリーは並列に配置されていて、空いているメモリスロットにモジュールを追加することで簡単に容量を増やすことが可能。しかしクロックが上がると信号が安定しなくなる傾向があり、RDRAMでは直列に配置するという工夫がなされている。直列接続の場合、スロットが空いていると信号線が途中で切れるため、接続のためだけの容量ゼロのRIMM、Continuity RIMM (通称C-RIMM)を装着する必要がある。この様にSD-RAMやDDR SD-RAMに比べマザーボードの大きな設計変更が強いられるRDRAMに対し、周囲の十分な賛同を得ぬままに行ったIntelの強行的なDirect RDRAMの導入、Direct RDRAMを使用するチップセットの開発の遅れ、知的所有権でRambus社1社にライセンスを押さえられてしまうというメモリー業界の反発などにより、思ったほどの推進が出来なかった。さらに、製造量が少なく量産効果も増えず、さらにIntelもDirect RDRAMに見切りをつけてしまったので、パソコン市場でのRDRAMの将来性は明るくない。

SDRAM 分類 3.メモリ 戻る

Synchronous DRAMの略。PCのメインメモリに使われるメモリ製品の規格の一つ。SDRAMはシンクロナス(synchronous=同期)の名のとおり、システムのベースクロックと同期して動作する。SDRAMでは、すべてのメモリが、同一のクロックにシンクロして動作する。従来のRAMではCPUのクロックとメモリアクセスは非同期だった。したがって、従来のFPやEDO RAMのようにアクセスタイミングをBIOSで調整して速いメモリと遅いメモリを混在して使うことはできない。しかし、メインメモリをSDRAMにすることによって、CPUとメインメモリの間の待ち時間は短縮され、プログラムの動作速度は向上する。この様に外部バスインターフェースが一定周期のクロック信号に同期して動作するよう改良されたDRAMは66MHz、100MHz、133MHz・・などの外部クロックに同期して動作する。それまでのEDO DRAMに代わってパソコン用メモリの標準となった。2002年頃からは、SDRAMの同期タイミングを強化し、転送レートを従来の2倍に改良したDDR SDRAMがPC用メモリとして広く使用されている。

DIMM 分類 3.メモリ 戻る

DIMM (Dual In-line Memory Module)
元々は省スペースを実現しなければならないノートパソコンの増設メモリ用に特別に設計されたメモリ基板(メモリモジュール)の規格。しかしデスクトップ型PCのメモリとして主流となっているSDRAMはDIMMを採用しており、デスクトップ用のメモリモジュールとしても標準になっている。従来の拡張メモリーであるSIMMは32bit単位でアクセスしていましたが、DIMMでは倍の64bit単位でアクセスする。そのため、Pentium以降のシステムでも、1枚の装着で動作が可能。ピン数も168ピン以上と多くなっている。現在は、SDRAM / VC SDRAM / DDR SDRAM 3種類があり、DDR SDRAMは現在DDR2となっている。現在多く使われているのはDDR-SDRAM と DDR2-SDRAM。


RAID 分類 4.ハードディスク 戻る

複数のHDDを1つのドライブとして扱い、データの読み書き速度を向上させたり、常にバックアップをして信頼性の向上などを行うことが出来るカードです。RAIDの種類はその用途により、レベル0からレベル5まであります。
RAID 0 ストライピング 2台のHDDへデータを分散して同時に書き込む方式で、見かけ上の転送を2倍にする事でアクセス速度を高速化します。但し、2台のうち1台でも故障するとデータが読み書きする事が出来なくなるのでトラブル確率も倍になります。
RAID 1 ミラーリング この方式は、2台のHDDにデータを同時に同じものを書き込むことによりリアルタイムにデータのバックアップを行う。つまり、一方のHDDが故障してもデータの修復が容易に行える。しかし、データ転送速度は向上しない。
RAID 5 分散パリティストライピング この方式は、上記のRAID 0とRAID 1の両方の機能を兼ね備えたもの。データの転送速度を向上させ(RAID 0より遅い)ながら同時に複数のドライブに書き込む3台以上のドライブで1台分の容量でパリティーを生成するため合計台数容量-1台分容量が使用可能容量になります。
インターフェースにはIDESCSIがあり、SCSIカードと同様企業サーバユースでSCSI、個人ユースでIDEが使われています。最近ではマザーボードにオンチップやオンボードでRAID機能を搭載しているものも増え、特にS-ATAが増えています。

S-ATA(Serial ATA) 分類 4.ハードディスク 戻る

シリアルATA はIDEATA)の後継として開発された次世代ディスク・インターフェイスです。誕生当初からIDEがデータ伝送に8bitsまたは16bitsのパラレル伝送方式を採用していたのに対して、シリアルATAではその名のとおりシリアル伝送方式を導入しているのが大きな特徴です。現行のIDEと比べ、シリアルATAではケーブルやコネクタなどの物理的な仕様が大きく変更されています。まず、伝送方式がパラレルからシリアルに変わったのに伴い、信号ケーブルは従来の40/80芯フラット・ケーブルから7芯となり細くなったほか、ケーブル長は457mmから1000mmに延長されました。また、従来は1本の信号ケーブルに最大2台までドライブを接続していましが、シリアルATAでは1台のみ、コネクタ形状も変わっており、3.5インチ幅と2.5インチ幅それぞれのハードディスクで、コネクタ形状が統一されました。最大転送速度は、従来のIDE(Ultra ATA/100)が100Mbytes/sなのに対し、シリアルATA第一フェーズでは150Mbytes/sに向上しています。また、従来のIDEでは、フラット・ケーブルの電気的な特性などにより、転送速度はほぼ上限に達していて性能向上が困難なのに対し、シリアルATAⅡでは同じケーブルとコネクタのまま2倍(300Mbytes/s)に性能が向上しています。また、デバイス・ドライバなどのソフトウェアは、大きな変更なしでシリアルATAに対応できるという互換性もたかくなっています。シリアルATAの登場に伴い、従来のIDEをパラレルATAと呼んで区別することがあります。

ATA 分類 4.ハードディスク 戻る

1989年にアメリカ規格協会(ANSI)によって標準化されたIDEの正式な規格。最初のATA規格は、最大データ転送速度は3.3MB/秒で、1台のハードディスクの最大容量は528MBまで。IDEに比べて若干の改良が加えられている。その後、EIDEを規格化したATA-2とATAPI、信頼性の向上や障害管理機能の追加を行なったATA-3、ATAとATAPIを統一したATA-4などの規格が策定されている。IDEに比べて転送速度の向上やリムーバブルメディアのサポートなど、機能が強化されている。 ハードディスクのインターフェースとしては、現在はその上位規格のSerial ATAにその座を譲りつつあるが、光学記録デバイス(DVD-Rなど)では現役の規格となっている。

IDE 分類 4.ハードディスク 戻る

Integrated Drive Electronics の略。PCとハードディスクを接続する方式の一つ。Compaq Computer社やWestern Digital社などが共同で開発し1989年にアメリカ規格協会(ANSI)によって「ATA」規格として標準化された。BIOSによって直接制御できるため、SCSIなどほかの方式に比べて簡便で低コストである。しかし、同時に2台までしか接続することができない、ハードディスク以外の機器を接続することができない、ハードディスクの最大容量が528MBまでに制限されている、などの弱点があった。IDEを拡張したEIDE方式がパソコン用の接続方式として広く普及し、これをさらに拡張したUltra ATA規格が現在最も普及している。IDEではHDDの管理はCHS(Cシリンダ/Hヘッド/Sセクタ)方式という形でされていた。しかし、容量の限界から現在ではLBA方式で管理されている。E-IDEはLBA方式をサポートしていて、これを利用するにはWindows98(Windows95 OSR2)以降のFAT32やBIOSが大きく関わる。なおE-IDEになってからIDEの規格(ATA)はATA2となり、HDD以外の機器も接続が可能となった。その後HDDの仕様としてATA2、HDD以外の機器(CD-ROMなど)を接続することができるATAPI(エー・ティー・エー・ピー・アイ(アタピという場合もある))として規格され、その後ATA-3、ATAとATAPIを統一したATA-4と拡張さた。

SCSI 分類 4.ハードディスク 戻る

PC本体と周辺機器の接続方法の取り決め。ANSIによって規格化されている。最初の規格はShugart社(現在のSeagate Technology社)の開発したSASIをベースにしている。現在では汎用性や性能が大幅に強化された後継規格、SCSI-2やSCSI-3が普及している。HDDの接続にはIDEの他にSCSI(スカジー)接続も可能。こちらもHDDだけでなく、スキャナ、MOなどさまざまなデバイスで採用されていた。PCとのインターフェースはSCSIカードを使い、このカードはパソコンに内蔵する拡張ボードで、パソコン内部の機器(HDD、CD-ROMなど)と接続することができる。またSCSIカードには大抵の場合外部端子が1つあり、そこへはMO、スキャナ、外付けHDD、外付けCD-ROM/CD-RWなどの周辺機器を接続することがでる。 SCSIには種類がいくつかあり、現在ではFast SCSI、Ultra SCSI、Ultra Wide SCSI、Ultra 2 Wide SCSI、Ultra 160 SCSI、Ultra 320 SCSIなどがあります。

インチ(大きさ) 分類 4.ハードディスク 戻る

PCの代表的な外部記憶装置であるハードディスクの大きさの単位。HDD内の円盤状のディスクの大きさは、ノートパソコン向けのものは2.5インチが、デスクトップパソコン向けのものは3.5インチがそれぞれ主流。最近ではモバイルPC用として1.8インチのものも出てきている。コンピュータとの接続にはSCSIやIDE(ATA)などが使われる。以前はハードディスクの高さもインチ表示(1インチハイト、ハーフハイトなど)されていたが現在はほとんど規格化されているため高さ表示はノートPC用にミリ単位表示となっている。